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世間では小泉首相の人気が高まっているがこれは過去の首相の分析をして比べれば理由は簡単にわかる。
首相というのはリーダーのなかのリーダーで国のトップであるから、私たちが考えるリーダーの条件をすべて備えている人が本来ならなければならない。
そういう人がなった場合に、私たちは「この人についていこう」となる。
ここに一つのグラフを書いてみよう。
縦軸がその人の能力である。
上が高く、下が低い。
横軸がその人のパーソナリティ・性格である。
この人についていこうあの人の下で働きたいが右で、左はわが道である。
過去4人の首相を比べた場合にまず橋本龍太郎元首相は少なくとも記者会見を見ていると、能力は高いけれども、性格的にはひねたところがある。
森喜朗前首相は、能力が疑問視され性格的にも問題があるように見受けられた。
亡くなった小渕敬三元首相はご自分もおっしゃっていた通り人柄の小渕である。
能力はそんなにないけれども性格がいいということである。
4つの象限のうち3つが、3人で埋まっている。
4人目に出てきた小泉首相はオペラが好きでロックが好きで、相撲でも貴乃花の優勝に感動した。
人情味がありきっぱりとした性格でよさそうに見える。
能力も明快なメッセージをいう点では優れている(経済が理解できないという声もあるが)。
プレゼン能力の高さについては歴代首相の比ではない。
そういう意味では4つの象限の右上にあく、能力パーソナリティを兼ね備えたところに属する。
人気が出てくるのは当然である。
リーダーとしての経営者企業経営についても同じ問題が起きている。
日本の企業では、20〜30年かけてゆっくりリーダーを選別しようとしてきた。
日本の企業の強みは、部課長がしっかりしていて、政策は部課長が論議して最適なものをつくってくれるからトップは必ずしも強いリーダーでなくてもよかった。
しかし周りの環境がITを中心として激変してくると日本企業の強みであったミドル協議性がネックになってくる。
強いリーダー(たとえば、NのG社長やGEのジャック・ウエルチ)が意思決定してくれる組織のほうが、ビジネス行動が早いわけである。
日本の企業が模様眺めや協議している間に市場が変わりビジネスチャンスを失う。
強いリーダーが引っ張る会社に、どうしても勝てないことになる。
ビジネスマンも明快にわかっていて企業トップの人気ランキングをやると、一番上にはSの出井仲之会長、2番目にはトヨタの奥田碩会長がくる。
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